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せんたくコラム

大人と子どもの花粉症って違うの?それぞれに合った花粉症対策とは

大人と子どもの花粉症って違うの?それぞれに合った花粉症対策とは

辛い鼻水、くしゃみ、涙、目の充血……。春先からの季節は、毎年花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。花粉症はスギなどをはじめとした花粉に対するアレルギー反応が原因ではあるものの、発症そのものの詳細なメカニズムは明確になっておらず、「去年までは平気だったのに、今年から急に花粉症になってしまった」という方も少なくありません。

そんななか、近年、子どもの花粉症が増加していることをご存知でしょうか。子どもの場合、大人の花粉症とは症状が異なる場合もあり、それに合わせて対策も変わってきます。今回は、大人と子どもの花粉症の違いと対策、それに加えてペットの花粉症についてもご紹介します。

大人・子ども・ペット、それぞれの花粉症対策


■子どもの花粉症が増えている


ある製薬会社がおこなった調査によると、「子どもが花粉症である」と感じている親は全体の32.7%にものぼっているそうです。この結果から考えると、子どもの実に3分の1が花粉症に苦しんでいることになります。

さらに、「子どもの花粉症発症年齢」について調査したところ、0~5歳までに発症したと考えられるケースが43.4%、0~10歳までに発症したと考えられるケースは80.4%にもなっています。低年齢の子どもが花粉症になるケースが増えていることがよく分かります。
幼い子どもが花粉症になると、大人のように自分で対策をとることができません。さらに、子どもが花粉症になるとくしゃみや鼻水などで集中力が落ち、勉強や遊びにも集中できなくなってしまいます。夜も鼻水で眠れず、睡眠不足などにおちいるケースもあります。

それらが重なると、大切な心身の成長を妨げてしまうことにもつながります。そこで、親が正しい知識を持って、予防や対策を講じてあげることが重要になります。

■子どもの花粉症、主な症状を知ろう


では、実際に子どもの花粉症の主な症状についてみてきましょう。

大人の花粉症との違いとしては、まず「鼻づまりが多く、くしゃみが少ない」ということが挙げられます。これは、子どもはまだ鼻が小さくてつまりやすいことが原因です。くしゃみが出ないのは、鼻がつまったことにより新たな花粉が入ってこず、くしゃみにつながらないことが多いためです。

くしゃみは音などで分かりますが、鼻づまりは親も本人も意外と気付きにくいものです。そのため、親は子どもが「よく口で息をしていないか」、「よく口を開いていないか」を気にかけてあげましょう。

次に、「鼻水が粘性である」ことが挙げられます。大人の花粉症の場合は、さらさらと水気の多い鼻水がよく出ますが、子どもはねばねばとした鼻水が特徴的です。これは、鼻づまりが原因と考えられています。

粘性の鼻水は風邪の時にもよく出ますが、鼻水が出ているのに熱や咳といった他の症状が子どもにみられない場合は、花粉症も疑うようにしましょう。

続いて、「目の充血・かゆみ」です。大人の場合、目のかゆみの症状が出た場合、かくと余計にかゆくなるため我慢したり、目薬で緩和したりできますが、子どもはそうではありません。かゆいと感じればこすってしまいますし、自分でも無意識な場合もあります。子どもがやたら目をこすっていたり、充血していたりする場合は注意が必要です。

こういった代表的な症状だけでなく、「集中力が落ちてボーっとしている」、「口をもごもごさせたり鼻をピクピクさせたりしている」、「やたら目や鼻をさわる」といったことも、子どもの花粉症のサインです。子どもは自分で自分が花粉症かどうか判断できないため、大人がサインを見逃さないことが大切です。

■日常的なケアが大切。難しい場合は医師に相談も


大人と同じく、1度発症してしまうと子どもの花粉症も寛解することは非常に難しいと言われています。そのため、対策としては花粉を回避することや、早めの予防が重要になります。

マスクの着用や、花粉の飛散量が多い日は外で遊ぶことを控えるなど、気にかけてあげましょう。家の中に花粉を持ち込まないことも大切です。子どもだけでなく、家族全員、帰宅時には玄関で服に付着している花粉をしっかり払いましょう。

家の中をこまめに掃除することも大切です。花粉は重さがあるため下にたまります。子どもは背が低いため、大人に比べて床などにたまって舞い上がった花粉を吸い込んでしまう可能性が高くなっています。床やカーペットなどは特に注意が必要です。

衣類を外に干してしまうと花粉が付着するため、コインランドリーで乾燥させるなどの方法で、衣類に花粉が付かないよう気を配ってあげることも効果的です。同様に、布団や枕のケアも忘れずにしておきたいですね。

そして、目をこすったり鼻をいじったりしていたら、やめさせてあげましょう。しかし「かくと余計にかゆくなるよ」と言っても、なかなか子どもは理解できないもの。目をこするほど余計にかゆくなり癇癪を起こす、鼻をいじり過ぎて鼻血を出す、といったケースも珍しくありません。

ここは根気強く親がケアしてあげましょう。最初は怖がるかもしれませんが、目薬の点眼を定期的にしてあげるのも良いでしょう。鼻水は、幼い場合は大人が手伝ってあげ、ある程度大きい年齢ならこまめに優しくかむように教えてあげましょう。やわらかく肌に優しいティッシュを使うことも、単純ですが効果大です。

日常的なケアだけでは難しい場合は、医師に相談して抗ヒスタミン薬などを処方してもらいましょう。最近では、子ども向けの抗ヒスタミン薬や点鼻薬、点眼薬なども開発・処方されています。医師に相談して、適切な治療・薬を受けましょう。

また、花粉が飛散する前や症状が本格的に出る前から薬を飲んで、症状を抑える「初期療法」という対策もあります。

■ペットも花粉症になる!?


子どもの花粉症についてご紹介してきましたが、実はペットも花粉症になります。ペットも大切な家族の一員。大人の花粉症・子どもの花粉症だけでなく、ペットの花粉症についても、対策しておきましょう。

人間と同様に、鼻水や涙といった症状の他、外耳炎などの耳の症状や発疹など皮膚の症状が出る場合もあります。犬と猫の代表的な症状をみてみましょう。

犬の場合は、皮膚症状が顕著にみられます。人間は鼻や目の粘膜にアレルギー反応が置きますが、犬は皮膚にアレルギー反応ことが多いが起きるためです。皮膚のかゆみから皮膚炎、膿みなどを引き起こします。

対策としては、まず、花粉を避けるために散歩をしばらくやめること、不織布などで毛・皮膚を優しく拭いて花粉を除去してあげることなどが挙げられます。ブラッシングは花粉を舞い上げたり、毛の奥に入り込ませたりして逆効果になることがあるため、やめておきましょう。
猫の場合は、鼻と目、皮膚に症状が出ます。目がしょぼしょぼしたり腫れぼったくなったりしているようなら、「花粉症かな?」と気を付けてあげましょう。犬と同じく、皮膚の炎症や発疹もよくみられます。

外飼いならしばらく外に出さないこと、室内飼いなら空気清浄機などで室内の花粉を除去してあげることが大切です。

日常的な対策だけでなく、犬も猫も早めに動物病院に連れて行き薬物治療を受けさせてあげましょう。人間の場合と同じく、家の中に花粉を持ち込まない、こまめに掃除をおこなうという予防行動も重要です。

また、ペットの医療費は自費になってしまうため、しっかり予防することは大切なペットを守ることだけでなく、節約にもつながります。


■まとめ


子どもの花粉症、そしてペットの花粉症についてもご紹介しました。
繰り返しになりますが、子どもやペットが花粉症になった場合、親や飼い主が気付いて早めにケアをしてあげることがポイントになります。そのためには花粉が多い春先などだけでなく、いつも家の中を清潔にしておくこと、子どもやペットのこまかな体調変化に気付いてあげるといったことも大切です。
厄介な花粉症から大切な家族を守り、みんなでスッキリ気持ち良く過ごしたいですね。