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せんたくコラム

衣替えは「しまい洗い」しないと大変なことに!服を長持ちさせるためのポイント

衣替えは「しまい洗い」しないと大変なことに!服を長持ちさせるためのポイント

暑い夏が終わり、次第に涼しくなってきましたね。「そろそろ衣替えをしようかな?」と考えている人も多い時期ではないでしょうか。実は、衣替えはただ服をしまえばいいというわけではありません。
特に夏場に着用したお洋服は、汗や皮脂など、見えない汚れが残っていたりするものです。それをそのまま収納すると、「来年取り出してみたら黄ばんでいた」「虫食いがあった」…なんてことになりかねません。
衣服にはもちろん寿命がありますが、しっかりお手入れをすることによって、より長く着用することが可能です。「しまい洗い」をして、頑張ってくれたお洋服を大切に保管し、来年まで休ませてあげましょう。

 

「しつけ洗い」でお気に入りの洋服を長くキレイに着よう

筆者は大学時代に某アパレル会社でインターンを約半年間経験し、大学卒業後は別のアパレル会社に就職しました。小さい頃からファッションが大好きです。新品のお洋服の匂い、肌触り、古着のクタクタ感、繊維が見せてくれるあらゆる表情が好きです。
ファッションが好きな人もそうでない人も、ときめきを感じて手に入れたお気に入りのお洋服は、できるだけ長く着たいですよね。そのためには大切に着用すること以上に、大切に保管することが必要不可欠です。
あまり神経質になりすぎることはありませんが、衣替えの際のひと手間で、持ちが格段に変わってくることは事実です。仕事を通して身に着けた知識とともに、大切なお洋服を長く、そして美しく着続けるために必要な「しまい洗い」のポイントをご紹介いたします。

 

そもそも「しまい洗い」とは?

「しまい洗い」をしないと大変なことに…

「しまい洗い」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは衣替えの際に、お洋服を一度洗ってからクローゼットなどにしまうことを指します。意識してしまい洗いをしている人は、意外に多くないように思いますが、実はお洋服を美しく保つための重要なステップの一つ。
汗や皮脂などがついたままのお洋服は、時間の経過とともに黄ばんでしまったり、虫食いの被害に遭ったりします。それは、汗にはアミノ酸、乳酸、ビタミン類などが含まれており、これらが原因となり変色を引き起こすためです。
また食べこぼしなどがあると、カビが発生してしまう可能性もあります。ぱっと見ただけでは気づかない汚れをそのままにしないためにも、衣替えの際には必ずしまい洗いをしましょう。


「しまい洗い」の際に確認すべきこと

しまい洗いにかかわらず、洗濯をする際は、絵表示やラベルをよく確認することをおすすめします。
洗濯機での処理ができるのか、手洗いでなければならないのか、つり干しまたは平干しが良いのかなど、繊維の種類によって方法が変わってきます。洗濯絵表示の確認は衣替えの時期だけでなく、日頃から常に心がけると良いでしょう。


「しまい洗い」はあくまで収納前の最終チェック

「しまい洗い」するからと、頑固な汚れをそのままにしてはいませんか?お洋服についた汚れにはなるべく早く対処することが重要です。
汚れは時間の経過とともに繊維の中に染み込んでいってしまいます。繊維によって対処の方法は変わりますが、その場での応急処置や早めにクリーニング屋さんへ持っていくことがとても大切です。
しまい洗いはあくまでも衣替えの際の「最終チェック」としてのお洗濯ですので、万が一汚してしまったときには素早く対処してくださいね。

 

しっかり乾燥させ、収納する!

完全に乾かしてから収納しよう

しまい洗いが完了したら、まずは乾燥です。完全に乾燥していない状態で収納することも、黄ばみやカビ発生の原因になってしまいます。洗濯したお洋服は、風通しの良いところでよく乾かしましょう。


衣類によって収納方法を変えよう

乾燥の次はいよいよ収納です。保管場所は直射日光など、紫外線の当たらないところがベストです。特にナイロンなどの繊維は、長時間紫外線にさらされることよって黄色く変色してしまいます。
また素材やお洋服の形によっては、畳んで収納した方がいいものもあれば、ハンガーにかけて収納した方が良いものもあります。ニットなどの伸びやすい素材のお洋服は畳んで収納し、シワになりやすい素材や形のものはそのお洋服に合った形・大きさのハンガーを使って収納しましょう。


湿気が多いところには乾燥剤を使おう

また、湿度が高い場所に収納すると、カビ発生の原因になります。湿度が気になる場合には乾燥剤を使用しましょう。特に絹やウールなどは害虫被害にあいやすい動物繊維ですので、気をつけて収納しましょう。
虫食い防止のためは防虫剤が有効ですが、使用時には注意が必要です。数種類のものを一緒に使用してしまうと、化学変化によってお洋服にシミができてしまうことがあります。取扱説明書をよく読み、使用するようにしましょう。



乾燥剤や防虫剤の使用など、収納に関しては気をつかっている人が多いのではないかと思います。しかし、どんなに湿気対策・害虫対策をしていても、しまい洗いをしなければ完璧とは言えません。
目に見えない汚れがお洋服の黄ばみ、害虫被害を引き起こしてしまいます。衣替えをするときにはしまい洗いを忘れないようにしましょう。
お気に入りのお洋服を大切に扱い、長持ちさせてファッションを楽しみましょう!


RinaNamikiRina Namiki

大学在学時にアパレルメーカーのプレスルームで活躍。
その後、大手ブランドにて、販売や店舗運営など幅広い業務に携わる。
現在はファッションの知見をいかして、ファッション・アパレル関係のコラム執筆を行っている。