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せんたくコラム

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、どちらの方が優れているの?

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機、どちらの方が優れているの?

生活家電の中で必須となる洗濯機。春先の入学シーズンや引っ越しなどで買ったり買い替えたりする人も多いかと思います。現在の洗濯機にはドラム式と縦型の二種類がありますが、この二種類、どちらが使いやすいのか迷う人もいるのではないでしょうか? どちらも洗濯物を洗うという点では同じですが、その性能には違いがあります。今回は、両者をさまざまな点から比較していきます。


どちらが人気? 縦型洗濯機VSドラム式洗濯機


電気屋の白物家電が置いてあるスペースでは、ドラム式の洗濯機を多く見かけるようになりました。ですが洗濯機の利用状況では未だに縦型洗濯機のほうが利用者は多いようです。

某アンケート調査によれば、ドラム式洗濯機の利用者は2011年では全体の11%程度でした。2015年においても、全体の14%程度にとどまっており、ほとんど伸びがありません。一方、縦型洗濯機に目を向けてみると、乾燥機能がついたタイプは2015年までの四年間で26%と大幅にシェアを拡大しました。このように現状では、ドラム型洗濯機よりも縦型洗濯機のほうが人気です。


縦型洗濯機とドラム式洗濯機の機能面における違いとは?


洗濯方法の違い


縦型洗濯機は、洗濯槽に水を大量に溜めて底にある羽根で水流を作り、洗濯物同士をこすり合わせる「もみ洗い」の方式を採っています。一方、ドラム式の方法は洗濯槽ごと回転して衣類を上から下に落として洗う「たたき洗い」方式です。両者大きな違いは水を溜める量にあります。縦型は水流を作る必要があるため大量の水が必要になりますが、ドラム方式は水を洗濯槽いっぱいに溜める必要がなく、下のほうだけに貯めますので水は少なく済みます。使う水量から考えると、ドラム式のほうがエコと言えるでしょう。


洗浄力の違い


実は洗浄力だけで言えば縦型のほうが優れています。これは大量の水に加えてもみ洗い方式のほうが強く汚れを洗えることが理由です。ドラム方式は水の量が少なく済むたたき洗い方式を採っていますが、これは洗濯物を上に移動させて下に落とすという方法です。洗濯物にかかる力が少ないため縦型に比べると汚れが残ってしまうことがあります。


シワのできやすさの違い


続いて洗濯物の状態について注目してみましょう。縦型は、洗濯物に強い力が加わるためシワになりやすく絡みつきやすくなります。ドラム方式だとたたき洗いなので衣類が絡みついたりせず、シワになりにくいです。ただし、その分ドラム方式は縦型に比べて洗濯に時間がかかり、細かい洗濯方法を選ぶ必要もあります。特に洗濯方法を選び間違えると傷みの原因になることもあるようです。


乾燥機能の違い


縦型はヒーター式、ドラム式はヒートポンプ式を採用しています。ヒーター式はドライヤーと同じように温風を当てるものと考えてもらって構いません。ヒートポンプ式は乾燥した空気を当てることで乾燥させます。熱を使用しない分、電気代はヒートポンプ式のほうが安くなります。さらに、縦型の場合は上述したように衣類が絡まりやすくシワになるため、完全乾燥はできないというデメリットがあります。これに比べてドラム式は衣類が絡みにくく、乾燥させやすいのが魅力です。


機能以外の違い


この他にも両者には機能だけではない違いがあります。洗濯機につきものの振動や騒音については縦型のほうが静かです。また洗濯物の入れ忘れがあったときに追加で入れようとしてもドラム式の場合は入れられないケースがあります。

また、ドラム式は構造が複雑な分、価格が高めに設定されている傾向があります。縦型は比較的シンプルな作りになっていることが多く、その分価格設定も低めです。

洗濯物の取り出し方にも違いがあります。ドラム式は側面に蓋がついていますので小柄な女性やお年寄りにも洗濯物も取り出しやすいです。一方で、背の高い人は中腰になる必要がある、子供が入り込んでしまうといった問題点もあります。縦型の場合は小柄な人にとっては洗濯物を取り出しにくいですが、万が一の事故も少なくなります。


どちらを選ぶべき?


ここまでの情報を踏まえ、シチュエーションや希望に合わせた洗濯機の選び方を整理していきましょう。

ドラム式は水道・電気代が安いといった特徴があるため、エコに使いたいという人はドラム式のほうがいいでしょう。洗濯から乾燥まで全部自動で、行いたい人や高層マンションのなどの外に干せないような環境に住んでいるような人にもドラム式がおすすめです。

汚れの落ち具合が気になる、外に干すから乾燥機能は必要ない、とにかく初期費用を低く済ませたいといった人は縦型がいいでしょう。家に小さなお子さんがいる場合も、万が一の事故を考えれば縦型がおすすめです。


両者の特徴を見定め、正しい洗濯機選びを!


以上のような点がドラム式と縦型の洗濯機の違いになります。簡単に言えうならば洗浄力・メンテナンス・コストパフォーマンスなら縦型、全自動の乾燥機能・水道代等ならドラム式と考えていいでしょう。メーカーや機種によって細かな違いはありますがどちらにも優れている面があります。購入する際に両者の特徴をしっかりと吟味し、状況応じて必要な洗濯機を選びましょう。