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せんたくコラム

衣類にカビをはやさない!クローゼットの収納術

衣類にカビをはやさない!クローゼットの収納術

扉を閉め切りにされることが多い押入れやクローゼットは湿気が溜まりやすく、湿気が原因で衣服や壁にカビが発生してしまうケースがあります。特に梅雨の時期は湿度が高く、雨に濡れて帰った上着をそのままクローゼットに入れてしまうと、カビにとっては大好物の栄養素がいっぱいです。正しい予防策と対抗策を知り、クローゼットの中を清潔に保ちましょう。



クローゼットにカビが生えやすいのは湿度の高さが原因!その予防策は?


クローゼットの中は、湿度が高く、カビが生えやすい20〜25度の温度です。人の汗や皮脂などカビの栄養素が多いため、室内の中でもカビが比較的生えやすい環境です。


換気を行う


濡れたコートやカバンなどは、そのままクローゼットにしまわずに一度乾かしてから収納しましょう。特に冬の場合には、結露の原因ともなりますので注意してください。外出時にクローゼットを開けっ放しにするだけでも通気性は良くなります。扇風機や空気清浄機を併用することで空気の流れを作ることができれば、さらに高い効果が期待できます。クローゼットの下段には湿気が溜まりやすいので、床上にすのこを置き、床部分と物の間に空間を作りましょう。クローゼットの上段にも物を詰め過ぎないよう通気を確保し、ケースに衣類を収納するときには8割程度を目安に、ゆとりを持って収納しましょう。


乾燥剤(除湿剤)を利用


衣類に用いられる乾燥剤はシリカゲルと呼ばれる乾燥剤です。シリカゲルは、ケイ酸のゲルを脱水し、乾燥させた乾燥剤です。シリカゲルにはA型とB型があり、B型はA型よりも表面積が狭いため、高湿度の環境でも大量の水分を吸収できます。衣類の乾燥剤として利用されているのはB型のシリカゲルです。乾燥剤は限度まで水分を吸収すると除湿効果がなくなってしまうため、適宜交換を行いましょう。乾燥剤の代理として、新聞紙を丸めて置いておくのも効果的です。湿気はクローゼットの奥の方に溜まりやすいため、なるべく乾燥剤や新聞紙は奥の方に置くようにしましょう。


素材によって衣類を収納する場所を分ける


湿気に含まれる水分は下方に溜まりやすい性質があります。湿気を特に吸いやすいものや、湿気に弱いシルクや革製品といった素材はクローゼットの上段に収納し、綿や麻などの比較的湿気に強いものを下段に収納するといったように、適切な場所に収納しましょう。特に革製品は濡れたまま放置すると、カビの他にもシミや型崩れの原因となります。乾いた布で汚れを落とし、不織布に包んで収納することで、通気性を保ちながらホコリ対策にもなります。


重曹や備長炭での脱臭


重曹や備長炭には脱臭効果があります。重曹の場合は空き瓶に入れて、ふたを開けたままクローゼット内に入れておきましょう。小瓶1つで、およそ3か月間は効果を発揮します。備長炭は、そのままクローゼット内に入れておくことで脱臭効果を発揮します。消臭用に使用した備長炭は、加熱することで再び臭いを吸収させることができます。煮沸消毒した後天日干しを行うことで、吸着力が復活します。



クローゼットにカビができてしまった…どうすれば除去できる?


もしもクローゼットの中にカビが生えてしまった場合でも、市販のエタノールや漂白剤でカビを取り除くことが可能です。


エタノールで消毒する


カビの繁殖が広範囲でない場合、エタノールで殺菌してカビを拭き取りましょう。市販されているエタノールには2つの種類があります。一方は99%がエタノールである無水エタノールで、もう一方はエタノールを80%に薄めた消毒用エタノールです。クローゼットに入っている衣類を全て取り出し、100均などで売られている霧吹きに入れた消毒用エタノールをカビに向けて噴霧してください。その後、固く絞った雑巾やタオルなどでキレイにふき取りましょう。


酸素系漂白剤を利用する


早期の段階でカビに気が付くことができれば、エタノールでカビを取り除くことは可能です。しかし黒カビのシミなど、エタノールでは取れないような頑固なカビには酸素系漂白剤を使用します。クローゼットの中は水で流せないため、風呂場で用いられるような濃度の濃い塩素系漂白剤は使用を控えましょう。どうしても衣料用の酸素系漂白剤ではカビが落ちない場合、十分な希釈を行った台所用の塩素系漂白剤を使用してください。まずはカビの部分に漂白剤の泡をつけて浸透させ、少しの間放置します。その後は固く絞った濡れ雑巾でカビを拭き取ります。カビ取りが終わった後は、クローゼットの扉を開け、エアコンや扇風機を使って通気性を良くし、完全に乾かすことでカビが再度生えてしまうのを防ぐことができます。


クレンジングオイルを利用する


礼服などにできてしまう白カビは油に溶けやすい性質があるため、クレンジングオイルやメイク落とし用のクレンジングシートでカビ取りをすることができます。衣服についたホコリを取り除き、クレンジングオイルをキッチンペーパーや歯ブラシに一滴垂らしてカビをふき取ると、簡単にカビを落とすことができます。